社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は、2009年12月1日午前10時より、地上デジタル推進全国会議及び総務省と共催で「地上デジタル推進全国会議第七回総会」及び「デジタル放送の日 記念の集い」を東京新宿の京王プラザホテルコンコードボールルームにおいて開催した。 この式典は、毎年12月1日の「デジタル放送の日」に開かれているもので、今年は、鳩山総理大臣や内藤総務副大臣をはじめ、放送事業者、メーカー及び報道関係者などを中心に、約850人が出席した。

(左から)地上デジタル推進全国会議 成田豊幹事会座長、岡村正議長
式典では午前10時より「地上デジタル放送推進全国会議 第七回総会」を開催
岡村正議長の開会挨拶に続き、成田豊幹事会座長が第10次行動計画案について説明して原案通り採択された。
引き続き「デジタル放送の日記念の集い」を開催
冒頭、12月1日に掲載される新聞広告を紹介。
「デジタル放送への完全移行まで、あと600日!」の周知とともに、 「ひろがるデジタル放送」「1台のテレビで3つのデジタル放送」などのキャッチコピーで、デジタル3波の魅力をあらためてPRするもの。

鳩山由紀夫 内閣総理大臣

各界の代表者の挨拶へ移り、鳩山総理大臣は「今日は、2年後の7月を目指したデジタル放送の記念の日である。白黒からカラー化への驚き以上の変化であるテレビのデジタル化は、その素晴らしさを国民の皆様にきちっと説明し理解していただくことが大切である。地デジ化は、まだ3割の方が切り替わっていないが、エコポイント強化等あらゆる
手段をもって、終わってよかったと思えるような時を迎えたいと思う。デジタル化により、新しい世界が、国民の皆様に開かれることを願っている。」と述べた。

内藤正光 総務副大臣
次に、内藤総務副大臣が、原口総務大臣からのメッセージを紹介したあと、「テレビは国民にとってライフスタイルの中で無くてはならないもの。2011年
7月24日のゴールに向けて完全デジタル化に取り組んでいる。また、日本の地デジ方式が海外5カ国で採用が決まった。デジタルへの完全移行は、決して遅らせるわけにはいかない。より一層のご理解、ご支援をお願いしたい。」と決意を表明した。
続いて、岡村 地上デジタル推進全国会議議長、福地NHK会長、広瀬民放連会長、JEITAを代表してパナソニック株式会社の坂本副社長が登壇し、それぞれの立場で
テレビ放送完全デジタル化のためにしっかり取り組んでいくことが表明された。

岡村正 地上デジタル推進全国会議議長

福地茂雄 NHK会長

広瀬道貞 民放連会長

坂本俊弘 JEITA会長代理
続いて、デジサポの活動や「日本全国地デジで元気!」キャンペーン等、さまざまな
デジタル放送普及推進活動について以下の報告があった。
1.デジサポ(総務省テレビ受信者支援センター)の活動について
デジサポ東京中央の地デジアドバイザーが集結して活動報告。
「より身近なデジサポを目指し、地域の皆さまから頼りにしていただき、
しっかり地デジの準備のお手伝いをいたします。地デジのことは私たちデジサポ
にお任せください」と、締めくくった。
このほか、全国52カ所にあるデジサポでは、この日、各地の地デジ推進大使に
「一日デジサポセンター長」になってもらい、知事や市長さんを表敬訪問するなど
地デジ化に向けた取り組みをPR。
2.Dpa「日本全国地デジで元気!」キャンペーンの紹介
この日は岩手県盛岡市で開催中の「地デジで元気!In岩手」の様子を生中継で紹介。
3.「世界に拡がる地上デジタル放送」
デジタル放送に日本方式を採用したぺルー、ベネズエラの2カ国が参加し、それぞれの代表者がご挨拶。
ペルーのフローレスさんは「日本方式はワンセグが同時に放送できる利点が決め手となった。」ベネズエラのアセべドさんは「日本の地デジ化が順調にいきますようにお祈りしています」と挨拶した。
4.ワンセグについて、普及状況と携帯待ち受け画面の無料ダウンロードを紹介
・ 日本でのワンセグ対応携帯電話の普及状況は9月末まで累計6802万台。
・ アナログ終了カウントダウンの「携帯待ち受け画面」3種類がDpaのホームページからダウンロード出来ると紹介
5.「BSデジタル、2011年に向けてパワーアップ!」
デジタル受信機の普及状況とこの冬実施している 「'09冬BSついてくる!キャンペーン」を紹介。 デジタル受信機の普及をさらに加速させるために、BSデジタル放送の魅力 を新聞各紙やDpaホームページ等でPR。 また、2011年には、新たに11チャンネルが追加されチャンネルが倍増。 新たなハイビジョン多チャンネル時代へ向けてますますパワーアップする BSデジタル放送を紹介。
6.東京スカイツリーの紹介
東京都墨田区業平橋・押上地区で、建設が進んでいる世界一の高さのテレビ塔である東京スカイツリーを紹介。2011年12月に竣工予定で、準備ができ次第、関東平野に地上デジタル放送の電波が届けられる。
7.Dpaの活動紹介
地デジ推進大使とメーンキャラクター草彅剛が、CMスポットや地デジカの活躍を紹介
9月15日から1ヶ月間開催した「地デジで親孝行キャンペーン」とその一環 として実施した「“地デジで親孝行”をテーマにした川柳大募集!」の結果を報告。 優秀作品の紹介と最優秀賞受賞者の表彰が行われた。
8.閉会の挨拶

間部耕苹 Dpa理事長
間部耕苹 Dpa理事長
「デジサポの職員は草の根普及活動に全力を挙げて取り組んでいる。
アナログ終了までちょうど1年と7ヶ月で600日前となった。 あらためて今まで以上に一層のご支援、ご協力をよろしくお願いします 」と挨拶して、午前11時50分に会は終了した。
※なお、第10次行動計画については、総務省ホームページの「地上デジタル放送に関する公開情報」
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/dtv/zenkoku/plan.html において公表してります。